前回の続きです。
今回は演算子について扱っていきます。
演算子
演算子はそのままのとおり、数値の演算を行うことに利用します。
さっそく、各種計算を試してみましょう。
# 足し算 print(12 + 34) # 引き算 print(34 - 12) # かけ算 print(10 * 30) # わり算 print(50 / 20) # 累乗 print(5 ** 3) # 商 print(50 // 20) # 余り print(50 % 20)
代表的な計算はこんなかんじです。
余りだけなんて求めるのに使うのか!?と思われる方もいるかもしれませんが、これが結構使うのです。
詳しくはまた必要な時に紹介します。
文字列と演算子
文字列を演算子で扱う目的は、文字列どうしを結合したり、一部を切り出したりすることを目的とします。
ではためしてみましょう。
#文字列と文字列を連結する。 print('abc' + 'def') # 文字列をn回繰り返す。 print('abc' * 5) #文字列のn番目の文字を取り出す。 print('abcde'[3]) # 文字列からn番目以降m番目(の手前)までの文字列を取り出す。 print('abcde'[2:4]) # 文字列からn番目以降の文字列を取り出す。 print('abcde'[2:]) # 文字列からm番目(の手前)までの文字列を取り出す。 print('abcde'[:4])
こんなかんじです。
こんなこと必要なの!?とおもいますが、これもやはり実用することがあるんです。
比較演算子
比較演算子はその名の通り、比較を行います。
それらが、正しければTrue、正しくなければFalseの結果になります。
試してみます。
# 3と3は等しいか? print(3 == 3) # 3と4は等しいか? print(3 == 4) #3と4は等しくないか? print(3 != 4) #3は4より大きいか? print(3 > 4) #文字列'py'と文字列'thon'は同じか? print('py' == 'thon')
こんなかんじです。
次回以降紹介する、条件分岐や繰り返しでは多用するのでよく覚えておいてください。
以上、今回はここまで。
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