前回の続き
複雑なSQLを作成していた場合に、簡単に呼び出す方法のひとつにビューがあります。
今回は、ビューの登録方法を紹介したいと思います。
CREATE VIEW
例えば、以下のようなSQLがあったとします。
SELECT PersonType, COUNT(PPP.BusinessEntityID) AS CNT FROM Person.Person PP INNER JOIN Person.PersonPhone PPP ON PP.BusinessEntityID = PPP.BusinessEntityID WHERE PPP.PhoneNumberTypeID = 1 GROUP BY PersonType
結果はこんな感じ
例えば、この集計結果は定期的に値が変わるので頻繁に出力したいというときに、上記のSQLを保存しておいたら便利ですよね。
ざっくりいうとビューとはその目的が一つあります。
CREATE VIEW TEST_VIEW AS SELECT PersonType, COUNT(PPP.BusinessEntityID) AS CNT FROM Person.Person PP INNER JOIN Person.PersonPhone PPP ON PP.BusinessEntityID = PPP.BusinessEntityID WHERE PPP.PhoneNumberTypeID = 1 GROUP BY PersonType
上記でビューが作成できました。
ビューの活用
さきほど、SQLを保存しておく目的があるといいましたが、使ってみてわかる利点としてテーブルとして再加工ができるという利点があります。
では早速活用してみよう。
まずは、通常に呼び出す。
FROM句に入れてあげればOKです。
SELECT * FROM TEST_VIEW
結果は以下の通り
再加工も簡単です。
単純にビューをテーブルだとおもっていじれはいいのです!!
ためしに並び替えをしてみる。
SELECT * FROM TEST_VIEW ORDER BY CNT
結果はこんな感じ
以上、今回はここまで。
次回も引き続きビューをやります。