今回は前回までのリストに続き、ユーザー定義関数を紹介します。
ユーザー定義関数
何度も同じ処理をするとき、その処理をひとつにまとめておいたほうが楽ですよね!!
その時には、ユーザー定義関数を使いましょう。(クラスについてはまた後日説明します。)
20歳未満なら"未成年"、そうでなければ"成年"と表示するユーザー定義関数を作ってみます。
def adult(age): if age < 20: print("未成年") else: print("成年")
上記でadult という名前の関数を作りました。ageは引数といって、関数を実行するときに自由に設定できる値になります。
では実行してみましょう。
# 30を引数に入れてみます。 adult(30)
引数が30なので"成人"と表示されました。
戻り値のあるユーザー定義関数
ユーザー定義関数は、結果として得られる戻り値というものがあります。
早速やってみましょう。
def adult(age): if age < 20: txt = "未成年" else: txt = "成年" return txt
今度は、printを使いませんでしたが、returnを用いています。
つまり、adultを実行すると、txtが値として戻されてくることになります。
実行してみましょう。
adult(10)
このとおり、引数10に対して、"未成年"という結果が返されてきました。
以上、今回はここまでです。