前回の続き
今回は繰り返し処理を行うためのWHILE文を紹介します。
WHILE文
繰り返し処理はWHILEの後に条件式をかいて、条件式がTRUEな限り繰り返し処理を行います。
こんな感じです。
WHILE [条件式] BEGIN -- ################## -- 何かしらの処理 -- ################## END
具体的に書いてみましょう。
1から10までをPRINTでコメント出力してみます。
DECLARE @CNT INT SET @CNT = 1 WHILE @CNT <= 10 BEGIN PRINT @CNT SET @CNT += 1 END
こんな感じに出力されました。
CONTINUE
繰り返し処理の中で特定の処理をスキップすることができます。
この時、CONTINUEを使います。
WHILE [条件式] BEGIN IF 条件式 CONTINUE -- ################## -- 何かしらの処理 -- ################## END
試してみます。
1から10のうち5を抜かしてコメント出力します。
DECLARE @CNT INT SET @CNT = 1 WHILE @CNT <= 10 BEGIN IF @CNT = 5 BEGIN SET @CNT += 1 CONTINUE END PRINT @CNT SET @CNT += 1 END
こんな感じに出力できます。
@CNTが5の時にPRINT @CNTが処理されていないことがわかりますね。
BREAK
繰り返し処理において、途中で処理を終了させてあげたいときにBREAKを使うことになります。
WHILE [条件式] BEGIN IF 条件式 BREAK -- ################## -- 何かしらの処理 -- ################## END
では試してみます。
1から10までの繰り返し処理において、5までで終了させてみます。
DECLARE @CNT INT SET @CNT = 1 WHILE @CNT <= 10 BEGIN PRINT @CNT IF @CNT = 5 BREAK SET @CNT += 1 END
こんな感じに出力されます。
@CNTが5の時に、処理が終了されたのがわかると思います。
以上、今回はここまで。
次回は繰り返し処理を使った例も扱っていきたいと思います。