本日は統計的仮説検定についての講座です。
例えばこんなことです。
ダイエット効果のあるドリンクを飲んで痩せるかどうかのテストをしました。
30人のユーザーに対して、一定期間ドリンクを飲んで効果を検証します。
ドリンクはダイエット効果があるかということを定量的に判断していきます。
集団について
データのまとまりの集団については2つの解釈があります。
母集団
すべてのデータからなる集団
標本
母集団から一部を取り出した集団
2標本
対応のある2標本
今回は、実験前と実験後のデータを比較する、つまり同一人物を比較するので対応のある2標本です。
対応のない2標本
例えば、1年1組と1年2組の試験の成績を比べるとき、これらの要素は別々なので対応のない2標本です。
今回使うExcel関数
AVERAGE
平均を算出します
(例)
=AVERAGE(A1:A100)
STDEV.S
標本の標準偏差を算出します
(例)
=STDEV.S(A1:A100)
COUNT
データ数を算出します
(例)
=COUNT(A1:A100)
SQRT
平方根を算出します
(例)
=SQRT(A1)
演習ファイル
ダウンロードはこちらからどうぞ!!
以下は講義で使った資料です。
講義資料はこちらです。
おまけ
実は検定統計量は、Ms-Excelですぐに算出できます。
1.オプションをクリック
2.Excelアドインを設定します
3.分析ツールにチェックを入れます
4.「データ」タブの「データ分析」をクリック
- 「T検定:一対の標本による平均の検定」を選択
6.設定を入力します
・変数1:実験前のデータ
・変数2:実験後のデータ
・仮説平均との差異:0(今回の帰無仮説は差がないので0)
・α:0.05(5%有意水準)
・出力先:結果を表示したいところ(どこでもOK)
7.T値が計算によって求めたものと一致していたことがわかります。
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